根管治療の症例01:噛むと痛く、歯の周りが溶けている|黒田歯科医院|小金井市の歯医者

ブログ BLOG

根管治療の症例01:噛むと痛く、歯の周りが溶けている

当院の根管治療

武蔵小金井で開業をしている当院では、研鑽を積んだ院長と専門性の高い大学病院の歯科医師が連携をして、丁寧かつ質の高い診療をしています。他の歯科医院さんに受診をしていて、セカンドオピニオンで受診される方も多くいらっしゃいますし、ご紹介いただいてご来院いただく方もいらっしゃいます。


 

噛むと痛く、歯の周りが溶けている

【治療開始前(Before)】術前のCT3次元構築像

根管治療Before

【治療終了後(After)】術後2年6ヶ月のCT3次元構築像




【主訴・治療内容】
56才・男性
咬むと痛い、大きな病巣が根尖部付近に認められ、根周囲の骨も全体的に吸収(溶けて)している状態。他院で抜歯しなければいけないと言われ、当院受診。5〜6回の根管治療後、歯の修復治療も行なった。
2年6ヶ月経過、抜歯をすることもなく、普通に過ごせているとのこと。患者さんの了承を得て同部位のCT撮影を行った。根尖病巣はなくなり、吸収されていた根周囲の骨もできているのを確認した。

【治療費】
根管治療13万円+消費税
修復治療(ジルコニアクラウン)6万円+消費税

【治療期間】
3か月程度

【リスク・副作用】
1. 異常に気づきにくい:神経を取り除くため、痛みを感じにくくなり、歯の異常や虫歯が進行しても気づかないことがあります。定期的な検診が必要です。
2. 再発のリスク:治療後、再び感染や虫歯が起こる可能性があります。再治療を繰り返すと、歯を削る量が増え、最終的に抜歯が必要になることもあります。
3. 術後の痛みや腫れ:治療後に痛みや腫れが起こることがあり、症状が治まるまでに数か月かかることがあります。
4. 歯の割れやすさ:治療した歯は弱くなり、割れやすくなります。破折を防ぐためにも、定期検診が重要です。

 

このようなお悩みはありませんか?

  1. むし歯が大きいので神経をとりますと言われた。
  2. 歯や歯ぐきの腫れ・痛みがよくある。
  3. 他院で抜歯と言われたが、抜歯をしたくない。
  4. 歯の根っこに膿があり、痛い。他院で抜歯と言われた。
  5. 何度もむし歯が再発して大変。
  6. 少しでも自分の歯を長く残したい。
  7. 抜歯してインプラントにしたほうが良いと言われた。



抜歯してインプラントにする前に、少しでも不安に思ったら、黒田歯科医院にご相談ください!

 

この歯は抜いてインプラントにした方がいいと歯医者さんに言われたら、どうしますか?インプラントは確かに素晴らしい治療法です。私たちも東京医科歯科大学附属病院から学会専門医の先生に来ていただいて行っています。しかし、自分の歯に勝るものはありません。だからあっさりと歯を抜くと決めてはいけません。本当に抜かなければいけないのか検査して、残すための治療法はないのかを考えることがとても大事です。保険治療の範囲では限界があるかもしれませんが、自由診療の器具や薬を使えば残せることもあります。事実、当院では他院で抜かなければいけないと言われた歯を高い確率で残すことに成功しています。また、自由診療の根管治療の治療費は実はインプラントの治療費よりも低いのです。インプラントにするというのは抜歯してからの選択肢です。もう一度その歯は抜かなければいけないか、救えないのかを私たちと検討してみましょう!

 

ブログ執筆監修

黒田歯科医院
院長 黒田俊太郎

黒田院長

【略歴】
東京都立西高等学校 卒業
東京歯科大学 卒業
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科咬合機能矯正学講座 修了
米国留学(University of Pennsylvania,Temple University)

【資格・所属学会】
歯学博士(歯科矯正学・東歯大)
日本矯正歯科学会
日本臨床歯科学会
Osseointegration Study club of Japan