歯根破折とは?症状・原因から歯を残す治療法まで歯科医師が解説|黒田歯科医院|小金井市の歯医者

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歯根破折とは?症状・原因から歯を残す治療法まで歯科医師が解説

「歯根破折で、すぐに抜歯が必要です」と他院で告げられ、目の前が真っ暗になっていませんか。「歯根破折=即抜歯」という常識は、現代の歯科医療で変わりつつあります。このページでは、歯根破折の基礎知識から、歯を残すための精密診断・保存療法、抜歯の判断基準、予防法までを歯科医師の視点でわかりやすく解説します。

歯根破折(しこんはせつ)とは?

歯根破折とは、歯の根(歯根)が割れたり折れたりしてしまっている状態です。初期段階では自覚症状が出にくく、患者様ご自身で発見するのは非常に困難です。そのため、異変に気がついた時にはすでに症状が重篤化しているケースがほとんどです。

8020推進財団が実施した永久歯の抜歯原因調査(2018年)によると、抜歯原因の17.8%(約5人に1人)が破折によるものです。歯根破折は決して珍しいことではなく、誰にでも起こり得る身近なトラブルです。

永久歯の抜歯原因の割合グラフ。破折が17.8%を占める

歯根破折の3つの種類と特徴

破折は割れる方向によって大きく3つの種類に分類され、種類によって治療のアプローチや歯を残せる確率が異なります。

垂直性歯根破折(縦のヒビ)

垂直性歯根破折(縦に深く割れる歯根破折)の解説図

歯の頭から根の先端に向かって垂直に深く亀裂が入ります。割れた隙間から細菌が顎の骨の奥深くまで侵入し、激しい痛みを伴うケースが多いです。一般的な歯科医院では、細菌感染を防ぐために即座に「抜歯」と診断される、最も深刻で厄介な種類です。

水平性歯根破折(横の破折)

水平性歯根破折(横にポキッと折れる歯根破折)の解説図

歯の根元や中間の部分で、地面に対して水平方向にポキッと折れている状態です。折れた位置が根の先端に近い場合は、抜歯を回避して歯を残せる可能性があります。

斜折(斜めのヒビ)

斜折(斜めにヒビが入る歯根破折)の解説図

噛み合わせの面や側面から、根に向かって斜めに亀裂が入る種類です。ヒビが浅い位置にとどまっていれば部分的な詰め物で修復できますが、神経の空間まで達している場合は、先に根管治療(神経の治療)が必要になります。

主な原因と「気がつきにくい」サイン

歯根破折を引き起こす最大の原因

最大の原因は、過去に「歯の神経を抜く根管治療」を受けた経験があることです。神経を失った歯は十分な栄養や水分が供給されなくなり、例えるなら「水分のない枯れ木」のように脆く、割れやすい状態になります。

人間の噛む力は非常に強力で、体重60kgの人であれば、毎晩の睡眠中の歯ぎしりによって特定の歯に60kg以上の負荷がかかり続けています。この長期的な負担が引き金となり、破折が発生します。

こんな症状は歯根破折のサイン

以下のような症状が現れたら、手遅れになる前に適切な処置を受ける必要があります。

こんな症状は歯根破折のサインかも?
  • 食事の際、特定の歯で噛んだ瞬間に「ピリッ」「ズキッ」と鋭い痛みが走る
  • 特定の歯の根元の歯茎が赤く腫れる
  • 歯茎に「フィステル」と呼ばれる白いできもの(膿の出口)ができる
  • 炎症が広がると、夜も眠れないほどの激痛になる
歯根破折で痛みや腫れ・フィステルが出るメカニズムの解説図

なぜ歯根破折の診断は難しいのか?

歯根破折のヒビ割れは、髪の毛よりもはるかに細かいミクロの単位です。さらに、そのヒビが歯茎の下や被せ物の内側に隠れているため、外側から肉眼で直接見ることは不可能です。

一般的な歯科医院で行われる2次元のレントゲン撮影だけでは、正確な診断はほぼ不可能です。レントゲンは立体的な歯を平面の影絵として映し出すため、エックス線の照射角度とヒビの方向が完全に平行に一致しない限り、画像に写りません。また、内部に太い金属の土台(メタルコア)が入っていると、金属の白い影に覆い隠されてヒビが見えなくなってしまいます。

2次元レントゲンでは歯根破折が写らない理由の解説図

正確な診断に欠かせない「2つの最先端医療機器」

当院では、見つけることが困難な歯根破折を早期かつ的確に診断するため、以下の高度な設備を導入しています。

歯科用CT(3次元立体画像解析)

歯科用CTによる3次元立体画像解析

患者様の歯の内部構造を3次元の立体画像として捉え、細菌感染によって周囲の骨が溶けている範囲を0.1ミリ単位で精密に確認できます。歯根破折特有の骨の溶け方(J字型)を特定するのに不可欠です。

▶ 当院の歯科用CTについて詳しく見る

マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)

マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)による精密診断

歯科医師の肉眼の視野を最大30倍にまで明るく拡大して観察できます。CTでアタリを付けた後、根の内部を覗き込むことで、肉眼では絶対に見えないミクロの亀裂を鮮明に捉えます。

レントゲンで「異常なし」と診断されていた患者様でも、歯科用CTとマイクロスコープを併用することで、肉眼や通常のレントゲンでは見えない根の奥深くに潜む歯根破折を発見できたケースは少なくありません。歯根破折でお悩みの患者様は、必ずCTとマイクロスコープを導入している歯科医院を選ぶことを強くお勧めします。

「歯根破折」で歯を残すためのアプローチと慎重な見極め

当院には、武蔵小金井駅周辺にお住まいの方だけではなく、小金井市外で歯根破折と診断された患者様も多数ご相談にいらっしゃいます。

多くの患者様は、他の歯科医院で「歯根破折が起きているため、すぐに抜歯が必要です」と宣告されています。抜歯は歯科医師にとっては短時間で終わる簡単な処置です。しかし患者様にとっては、大切な身体の一部を失う非常にショッキングなことかと思います。当院は、歯科医師の最適解だけではなく、患者様の気持ちにより寄り添った丁寧な対応を心がけています。

「歯根破折」で歯を残すためのアプローチ

歯根破折で歯を残すためのアプローチ

当院は、他院で抜歯と診断された歯根破折でも、精密検査を行って歯を残せる可能性を検討します。無理に歯根破折の歯を残すと顎の骨が溶ける危険性があるため、患者様の10年後を見据え、客観的なデータと患者様のお気持ちをもとに治療方針をていねいに見極めます。亀裂が浅い場合は、マイクロスコープで細菌を取り除き、MTAなどの専用薬剤を用いてお口の中で直接ヒビを塞ぎます。抜歯が必要な厳しい状態であれば、患者様の将来の健康を守るために誠実に抜歯の必要性をお伝えします。

ていねいな説明とていねいな治療で心からの安心を

ていねいな説明とていねいな治療

当院は歯根破折の治療において、分かりやすい説明と精密な治療を提供します。患者様が現状や治療の選択肢を正確に把握できなければ、強い不安を抱えたまま治療を受けることになるからです。担当医は、歯を残せる可能性だけでなく、顎の骨が溶けるリスクも正確にお伝えします。患者様が治療計画に完全に同意されない限り、私たちは歯根破折の治療をスタートしません。

大学病院所属の歯科医師が連携するチーム医療

大学病院所属の歯科医師が連携するチーム医療

当院は、歯根破折の治療において一人の歯科医師の技術だけに依存しません。複数の専門家が力を合わせるチーム医療が、歯根破折から歯を救う最も確実な方法だからです。歯の内部を無菌化する根管治療や、割れた部分を繋ぐ接着技術など、歯根破折の治療には高度な専門知識が同時に求められます。当院には大学病院に所属する歯科医師など、各分野に精通したプロフェッショナルが複数名在籍(非常勤)しています。

実際の診療では、担当医がマイクロスコープの拡大視野を利用して感染源を精密に除去します。万が一歯根破折の歯を残せない場合でも、当院はインプラントやブリッジの専門知識を持つ歯科医師と即座に連携し、患者様の噛む機能を確実に取り戻します。

他院で「抜歯」と言われても諦めない高度な保存療法

最先端の歯科医療には、天然の歯を残すための高度な治療法(保存療法)が複数存在します。歯根破折で大切な歯を失いたくない患者様のために、代表的な保存療法を解説します。

※当院で行っていない治療方法もあります。当院で対応していない治療が必要な場合は、東京科学大学などの大学病院をご紹介いたします。

① 口腔外接着再植術(一度抜歯して修復し、元に戻す方法)

口腔外接着再植術の解説図
メカニズム・特徴 歯を一度意図的に抜歯し、お口の外で亀裂を強力な接着剤で修復・殺菌してから、再び元の場所に戻す方法。亀裂を直接見て処置できるため、縦割れの深い破折に有効。
成功率の目安 破折歯を接着して戻すケースは約70%前後。国内研究では1年後約90%だが、5年後は約60%まで低下(数年後に根が吸収されるリスクのため)。
メリット お口の外で亀裂を直接見ながら、細い亀裂を強力な接着剤で完璧に封鎖・殺菌できる。
デメリット・適応条件 抜歯時に根を包む「歯根膜」を傷つけるリスクがある。長期的に骨と癒着して根が溶ける危険性がある。周囲の顎の骨が十分に残っていないと適用できない。

② 口腔内接着法(お口の中で直接ヒビを修復する方法)

口腔内接着法の解説図
メカニズム・特徴 歯を抜かず、歯茎をわずかに開いてお口の中で直接ヒビをバイオセラミクスやMTAで修復する方法。亀裂が比較的浅い場合に適用。
成功率の目安 歯茎の浅い部分にとどまるヒビであれば短期成功率は約80%以上。骨の奥深くまで達するケースでは大きく低下。
メリット 歯を抜かないため歯根膜を傷つけず、自然な噛み心地を維持できる。外科処置が小さく、術後の腫れや痛みも最小限。
デメリット・適応条件 狭く湿った口内環境で唾液や血液が混入すると接着強度が落ち、再発のリスクがある。ヒビが深部まで達しているケースは適用できない。

③ ヘミセクション・分割抜歯(奥歯で割れた根だけを抜く方法)

ヘミセクション・分割抜歯の解説図
メカニズム・特徴 複数の根がある奥歯で、割れて修復不可能な1本の根だけを分割して抜歯し、健康な根を残してブリッジなどの土台にする方法。
成功率の目安 被せ物を装着した歯の5〜10年生存率は約70%前後。
メリット 歯を丸ごと失う事態を回避でき、大掛かりな入れ歯・インプラント治療の時期を遅らせられる。残した根が噛む力を受け止め、隣の歯の負担も軽減。
デメリット・適応条件 少ない根で噛む力を支えるため、残した根が再び割れるリスクがある。分割部に複雑な隙間ができ、食べかすや細菌が溜まりやすい。

④ エクストリュージョン(矯正的挺出:根を引っ張り上げる方法)

エクストリュージョン(矯正的挺出)の解説図
メカニズム・特徴 横方向の破折が歯茎の下の深い位置にある場合、部分矯正のゴムの力を使って、数ヶ月かけてゆっくりと根を歯茎の上へ引っ張り上げる方法。
成功率の目安 十分な根の長さが確保できた場合、長期的な生存率は約80〜90%。
メリット 引っ張る過程で周囲の顎の骨や歯茎も一緒に盛り上がるため見た目が美しい。天然の根を再利用でき、インプラントと比べて自然な噛んだ感覚を維持できる。
デメリット・適応条件 治療完了まで数ヶ月かかる。引っ張り上げた後に骨の中に残る根が短い(面積が足りない)場合は歯がグラグラするため適用できない。

⑤ 歯冠長延長術(クラウンレングスニング:歯茎を下げる外科処置)

歯冠長延長術(クラウンレングスニング)の解説図
メカニズム・特徴 横方向の破折において、歯の周囲の歯茎と顎の骨を外科的に数ミリ削って下げ、隠れていたヒビ割れ部分を露出させて精密な被せ物を装着できるようにする方法。
成功率の目安 適切な土台の環境を整えた場合、10年後の生存率は約80%以上。
メリット 約1〜2ヶ月という短期間で完了する。境界線を目で確認できるため、細菌の再侵入を防げる。
デメリット・適応条件 隣の健康な歯の周囲の骨まで一緒に下がり、知覚過敏になるリスクがある。前歯では歯茎のラインが不自然に切れ上がるため、見た目に影響が出にくい部位に限定される。

⑥ 自家歯牙移植(ご自身の親知らずなどを移植する方法)

自家歯牙移植の解説図
メカニズム・特徴 ダメージが大きすぎて割れた歯自体を保存できない場合、その歯を抜き、代わりに患者様ご自身の健康な「親知らず」などをその穴に移植して植え直す方法。
成功率の目安 条件を満たした場合、5〜10年の生存率は約80〜90%。
メリット インプラントなどの人工物を使わず、ご自身の天然の歯を再利用できる。歯根膜が機能し、自然な噛み心地を維持できる。
デメリット・適応条件 移植に使える健康な歯(親知らずなど)が必要で、サイズや形が合わないと適用できない。数年後に骨性癒着や歯根吸収が起こるリスクが残る。

【重要】歯根破折で「残せる歯」と「どうしても抜歯になる歯」の境界線

当院は歯根破折を起こした歯をできる限り残すことを考えています。しかし現実として、どのような状態の歯根破折でも100%残せるわけではありません。無理に歯を残すと、かえって将来の健康を害するリスクがあるためです。患者様個々で状態は異なりますので、実際に残せるかはご来院いただきご相談ください。

境界線①:割りばしのように真っ二つに割れている場合

歯の根が割りばしのように真っ二つに分かれている場合、どうしても抜歯を選択せざるを得ません。奥歯で数十キログラムにも達する噛む力に対し、強力な接着剤でつなぎ合わせても耐えきれず、すぐに再び割れてしまうからです。また、割れた破片が噛むたびに動くと、隙間に絶えず細菌が侵入し、周囲の顎の骨を猛スピードで溶かしてしまいます。

境界線②:周囲の顎の骨が大きく溶かされてしまっている場合(骨の吸収)

歯根破折を無理に残すことで生じる顎の骨の吸収

歯根破折による細菌感染が進行し、歯を支えている周囲の顎の骨が大きく溶かされてしまっているケースです。無理に放置すると細菌が骨を溶かし続け、将来的にインプラント治療を行いたくても「骨がなくて埋め込めない」という最悪の事態に陥ります。10年後、20年後の健康な生活を守るために、誠実に抜歯を提案せざるを得ないケースが確実に存在します。(抜歯後は、インプラント・ブリッジ・入れ歯などで対応します)

歯根破折で抜歯になった場合のその後の選択肢

精密検査の結果、残念ながら歯根破折の歯をどうしても残すことができず、抜歯という選択に至る患者様もいらっしゃいます。歯を抜歯したまま放置すると、隣の歯が倒れ込んだり噛み合わせのバランスが大きく崩れたりして、お口全体の健康が連鎖的に失われていきます。失った歯の機能を回復させるためには「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」という3つの選択肢があります。

インプラント

インプラント治療

歯根破折で抜歯した部分の顎の骨にチタン製の人工の歯の根を埋め込み、その上にセラミックなどの人工の歯を装着する治療法です。天然の歯とほぼ同じようにしっかりと硬い食べ物を噛むことができます。

ブリッジ

ブリッジ治療

歯を失った部分の両隣にある健康な歯を削り、それらを土台として橋渡しをするように繋がった人工の歯を被せる治療法です。外科処置を伴わないため、手術に対する恐怖心が強い患者様や、短期間で治療を終えたい患者様に選ばれることが多い治療法です。

入れ歯(義歯)

入れ歯(義歯)治療

失った歯の部分に取り外しが可能な人工の歯を装着する治療法です。部分入れ歯の場合は、残っている周囲の歯に金属のバネを引っ掛けて固定します。複数の歯を失った患者様や、インプラント・ブリッジのどちらも行えない患者様にとっての最終的な選択肢となります。

今日からできる!歯根破折を未然に防ぐ3つの予防策

歯根破折は一度起きてしまうと、どれほど高度な治療を施しても大きなダメージが残ります。だからこそ、初めから起こさないための予防が最も理想的です。今日から実践できる3つの重要なポイントを紹介します。

① 定期検診での噛み合わせチェック(最低半年に1回)

定期検診での噛み合わせチェック

噛み合わせのバランスは生涯同じではなく、年齢による歯のすり減りや歯周病による歯の微小な移動によって日々変化していきます。バランスが崩れると特定の歯にだけ異常に強い力が集中し、その歯が過度な負担に耐えきれずに歯根破折を起こします。最低でも半年に1回は歯科医院を受診し、特定の歯に強い力がかかっていないかを早期に確認することが、最も基本的で効果的な予防策です。

② ナイトガード(専用マウスピース)の装着

ナイトガード(専用マウスピース)の装着

就寝時の無意識な歯ぎしり・食いしばりは、起きている時の数倍もの負荷が特定の歯にかかります。「朝起きた時に顎が疲れている」「歯のすり減りを指摘された」という方は、すでに危険信号が点滅している状態です。歯科医院で専用のナイトガードを作製し、毎晩装着してダメージの蓄積を防ぎましょう。

③ 土台の材質に「ファイバーコア」を選択する

ファイバーコア

過去に神経を抜いた歯の土台(コア)選びは、その後の歯根破折の発生率を根本から左右します。従来の硬い金属(メタルコア)は、強い力がかかると薪割りのクサビのように働き、内側から歯を真っ二つに割る原因になります。実際に歯根破折で来院される患者様の約80%は、過去の治療で硬いメタルコアが装着されていました。

当院が推奨しているのは、グラスファイバー製の「ファイバーコア」です。天然の歯に近い硬さと適度なしなやかさを持ち、強い噛む力が加わってもファイバーコア自体がしなって力を吸収・分散し、破折の原因となる局所的なダメージを逃がしてくれます。

歯根破折で「抜歯」と言われても、諦めずにまずはご相談ください

「抜歯するしかありません」と他院で宣告され、目の前が真っ暗になった患者様も多くいらっしゃると思います。しかし、お一人で深く悩む必要はありません。「歯根破折=即抜歯」という古い常識は、現代の高度な歯科医療において大きく変わりつつあります。

当院が導入している設備と専門の歯科医師による正しい技術があれば、大切な歯を残せる可能性は十分に残されています。過去に当院へ来院された患者様も、正しい保存治療を行うことで抜歯を回避し、現在もご自身の歯で美味しく食事をされています。

歯を不必要に失わないためには、初期段階での極めて正確な診断が何よりも重要です。歯科用CTやマイクロスコープを用いた精密検査を行わなければ、本当に抜歯が必要かどうかの正しい判断はできません。他院で抜歯と言われた場合でも、すぐに諦めて歯を抜いてしまう前に、まずは当院へお越しください。

もちろん、残念ながら抜歯をしなければいけないこともあります。その場合も、きちんとした診断のもと、きちんとした説明を行い、ご納得いただいたうえで治療を選択いただけるようにいたします。

まずはお気軽にご相談ください

歯科用CT・マイクロスコープによる精密検査で、歯を残せる可能性を診断します。

お電話・ご予約はこちら042-384-3075

この記事の監修者

黒田歯科医院 院長

黒田 俊太郎 (くろだ しゅんたろう)

歯学博士(歯科矯正学)/ 米国留学(University of Pennsylvania・Temple University)

  • 日本矯正歯科学会
  • 日本臨床歯科学会
  • Osseointegration Study Club of Japan

「健康寿命延伸のための歯科予防と歯科治療を」――。大学卒業後、大学病院の矯正歯科に5年間所属した後、「口腔内を総合的に治療していきたい」という思いから渡米し、歯の保存修復・インプラント・根の治療・歯周病治療・義歯について研鑽を積みました。一度削った歯は元には戻りません。だからこそ、きちんと検査・診断を行い、治療部位は最小限に抑え、清掃性の良い口腔内環境を心がけることで、やり直しの少ない治療を実践しています。難度の高い治療は東京医科歯科大学病院をはじめとする各専門医と密に連携し、より精度の高い治療をご提供しています。

略歴

  • 東京都立西高等学校 卒業
  • 東京歯科大学 卒業
  • 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 咬合機能矯正学講座 修了
  • 米国留学(University of Pennsylvania/Temple University)

資格・所属学会

  • 歯学博士(歯科矯正学・東京歯科大学)
  • 日本矯正歯科学会
  • 日本臨床歯科学会
  • Osseointegration Study Club of Japan

連携団体・公職

  • 東京学芸大学附属中学校 校医
  • 東京学芸大学附属幼稚園・保育園 校医
  • 小金井教会幼稚園 校医
  • 小金井市 在宅医療・介護連携推進会議 急変時対応・看取り部会 委員
学会発表・論文をすべて見る

学会発表

  • Student Clinician Program 日本大会
  • American Dental Association Annual Meeting(日本代表として発表)
  • American Association of Orthodontists Annual Meeting
  • European Orthodontic Society Congress
  • American Association of Orthodontists Annual Meeting

論文

  1. 東京歯科大学卒業論文「Chin cap装着時の下顎頭の位置変化について -屍体を用いての下顎頭の観察とchin capの効果-」
  2. Bassiouny MA, Kuroda S, Yang J. Topographic and radiographic profile assessment of dental erosion. Part I: Effect of acidulated carbonated beverages on human dentition. General Dentistry. 2007 Jul/Aug:297-305.
  3. Bassiouny MA, Yang J, Kuroda S. Topographic and radiographic profile assessment of dental erosion. Part II: Effect of citrus fruit juices on human dentition. General Dentistry. 2008 Mar/Apr:136-143.
  4. Bassiouny MA, Kuroda S, Yang J. Topographic and radiographic profile assessment of dental erosion. Part III: Effect of green and black tea on human dentition. General Dentistry. 2008 Jul/Aug:451-461.
  5. Kuroda S, Nishii Y, Okano S, Sueishi K. Stress distribution in the mini-screw and alveolar bone during orthodontic treatment: A finite element study analysis. Journal of Orthodontics. 41(4):275-284.